大好きな夫や彼氏だったハズなのに、なぜかイライラしたり悲しくなったり…。一度感情が揺れ始めるとどんどんエスカレート。しまいには何を言っているのかわからなくなって泣いてわめいておしまい…。そんなことを繰り返し、自己嫌悪に陥る女性がいます。

感情的な生き物と言われることが多い女性ですが、その感情を大切な人に向けて爆発させてしまったのでは、せっかくうまくいっていた恋や仕事までも失いかねません。

無理にイライラや怒り、悲しみを押さえつけてコントロールしようとするのではなく
自分の感情と付き合って、恋も仕事も上手くいく方法を紹介します。

男女脳の違いでトラブルになる

女性の脳は右脳と左脳をつなぐ「脳梁(のうりょう)」と呼ばれる部分が太く、感受性が豊かで、さまざまな情報を感じ取りやすいという特徴があります。

対する男性の脳はこの脳梁が細いため、女性の話はダラダラと脈絡がないと感じてしまい、理解できずにフリーズしてしまいます。

そのため、そっけない態度をされることも多いでしょう。それが女性から見たら「全然聞いてない!」とイライラの原因に繋がってしまいます。

コミュニケーション研究で有名な、齋藤孝先生によると
嫌な話は15秒にまとめると、すごく良く伝わる」と説明しています。
ビジネス関連アドバイスとしてこのように紹介されていたのですが、男女間の会話にも役に立ちそうですよね。

女性は感情の情報を先に出して伝えてしまうので、男性である彼には伝えたいことが「正しく伝わっていなかった」のです。

「もう、なんなのよ!」とか「ちょっと~!いい加減にして欲しいんだけど!」と感情をいきなりぶつけるのではなく
「あの…、○○のことで話したいことがあるんだけど」で一度切って相手の返答を待つ訓練をしましょう。

もちろんそのあとの本題も短めに。
必ず最後は改善策の提案をして終われると良いでしょう。

ホルモンバランスによるイライラ

男女の脳のしくみの違いによって、イライラさせられるというだけでなく、女性には生理があるためホルモンの周期によって、精神的に不安定になる人が多いと言われています。

PMS(月経前症候群)が酷いと、生理前になる度に暴言を吐いたり必ずケンカになったりという人も多く、ほどなく生理がやってきて大後悔する…というパターンです。

このPMSは、治療が必要なレベルになっている場合もあります。ホルモンバランスが乱れやすくて精神的にも肉体的にも辛いのであれば、医師の診察を受けてみることをおすすめします。

彼や夫などには、あらかじめ自分の体調について話しておくのもよいでしょう。

「生理前は自分でも困ってしまうほどイライラして、酷いこと言っちゃうかもしれないけど分かっておいてもらえると嬉しいな」
など、前もって「わかりやすく手短に」情報を入れておいてあげてください。

セロトニンが足りないのかも

いつの世も女性は強いなどと笑い話のように言われますが、実は女性は男性に比べてストレス耐性が弱いと言われています。それは「幸せホルモン」と呼ばれる脳から出る快楽物質セロトニンの分泌が、男性の約半分しか出せないという特徴があるからです。

「わたしはストレスに弱いから、ついつい周りに八つ当たりしてしまっていたのかも…」と感じたら、セロトニンを増やす生活を意識して、ストレス耐性能力をアップさせるのも一つの方法です。

セロトニンを増やす行動について紹介します。

運動をする
散歩や有酸素運動など・太陽の光を浴びる
日中はセロトニン、夜間はメラトニンの分泌を促すので快眠効果もあります・セロトニン分泌を促す食事
ナッツ類や大豆食品、卵、バナナ、ブロッコリーなどトリプトファンを多く含む食品を意識して摂取。

瞑想をする
次に紹介します

これらをできる範囲で行ってみましょう。また食事に関しては、糖質制限を厳格に行いすぎている人は要注意です。セロトニン分泌を促すトリプトファンは、糖質を適度に摂っていることで脳への伝達がうまくいくからです。

プチ瞑想を取り入れてみましょう

マインドフルネスと言って、簡単に言うと、「今ここにある自分のすべてを受け入れる」考え方があります。

なんだか怪しげに感じる人も多いかもしれませんが、宗教などとは一切関係ない考え方の一つなので安心してくださいね。

イライラや落ち込み、感情のコントロールに苦しんでいる人には、このマインドフルネスの考え方をベースにした「プチ瞑想」がおすすめです。

忙しい現代では、長い時間瞑想に費やせるほど暇ではありません。ほんの2~3分目を閉じて呼吸を繰り返すだけでも瞑想効果があり、自分が変わっていくのを実感できるハズです。

呼吸の仕方は簡単です。吸った秒数よりも長い秒数で吐く。それだけです。

例えば4秒かけて息を吸ったら、7~10秒くらいかけてゆっくりと吐く。コレを10回程度、軽く目を閉じて行うだけです。電車に乗りながらでも、トイレやお風呂の中でもできますので、試してみましょう。

瞑想のためのスマホアプリなどもありますので、利用するのもよいでしょう。この時、特に感情に関しては、何かを無理に思い浮かべる必要もありませんし、思い浮かんできたことを打ち消す必要もありません。ただただ受け止めます。

1日の中のほんの2~3分をプチ瞑想タイムにしてみてください。できれば毎日つづけましょう。瞑想の定義や難しいことは知らなくてもOKです。感情と付き合っていくために必要な行動として是非、取り入れてみましょう。

頑張り過ぎないで休むことも大切

無理にポジティブになろうとか、自分磨きにひたすら精を出すのではなく、まずは落ち着いて深呼吸をしましょう。イライラしたり、怒ったり、すぐに泣いてしまったりする自分を嫌いになっていませんか?

頑張り過ぎると笑顔が減ります。
そうなると周りの人にとってもイライラや怒りの感情の対象者として映るため、どうしてもトラブルを引き寄せてしまいがちです。

仕事も恋も完璧にうまくやろうとするのではなく、自分の弱いところや至らないところを認めつつ、時には休むことも大切です。

時間は無限にあるわけではありません。

あれもこれも完璧にしようとか、誰にでも好かれようとすると本当は何が好きなのか、何がしたいのかわからなくなってしまいます。まずは自分を大切にすることに戻ってください。

そうすれば今の自分がすでにたくさんの幸せを手にしていること、大切な人が側にいてくれることに気づくことができ、穏やかに過ごせるようになるでしょう。